2016年01月15日

歯並びと呼吸法(キッズヨガ)

介護施設でのヨガを担当しているyumikoです。

先日、小児歯科『アヒルの子歯科』さんの矯正歯科施設『こども矯正歯科クリニック』にて、呼吸法トレーニングと施設内を見学させて頂きました。

ここが歯医者?と疑う程、カラフルでわくわくする子供達の隠れ家か、面白い仕掛けのあるアミューズメントパークと思える様な遊び心満載の空間でした。

オープンスペースになった待ち合い室では、子供達が個々に本を読んだり、バランスポールを使って姿勢矯正をしたり、傍らでは看護師さんの指導を受けていたりと思い思いのことをやっています。まさに楽しいひとときを過ごせるフリースペースという感じです。
ここなら、行きたい!と思う子供がたくさんいるでしょう。さすが、子供の心をとらえています!

歯並びと呼吸法(キッズヨガ)

施設の2階にあるトレーニングルームでは、プライベートの呼吸プログラムが行われていました。
お腹を膨らます腹式呼吸、横隔膜を広げる胸式呼吸、、、ヨガで指導している呼吸法と同じことが子供達にもトレーニングされていました。

歯並びというのは、呼吸器と深い関係があるようです。
永久歯が生えて来る時期に、横隔膜を意識して胸部を広げて、鼻呼吸をすることが大事だそうです。
近年、増えている子供達の口呼吸、これを鼻呼吸にすることで、口腔内外の筋力、免疫力、集中力の向上、姿勢矯正に改善されます。
この呼吸プログラム、90日続けるそうですが、終わる頃には、花粉症アレルギーの改善も見られると、もちろん大人もやれば効果も十分あるそうです。長い間毎日続けていくプログラムは、ヨガの修行と似ていますね、親も子供も大変ですが、プログラム終了後に子供達に会ってみたいと思いました

欧米では、既に放課後スクールプログラムとして、幼稚園、小学校で取り入れられているキッズヨガがあります。
単なる運動不足解消だけでなく、成長期の子供の背筋、腹筋を鍛えて骨格を整える。姿勢が綺麗になり、更に深い鼻呼吸で精神面でのバランス感覚も身に付いていき、集中力アップ、多動改善という効果が見られています。

歯科矯正においては、特に日本よりも歯並びを気にするアメリカ、ヨガの鼻呼吸が改善法の一つとしてもかなり有用な様です。
年齢や身体能力に関係なく誰にでもできるヨガ、成長期における子供達にも進歩や継続を感じる過程、瞑想、呼吸が精神的にもよく、自信にもつながっていきます。最近のキレやすい子供達の心を穏やかにする効果もある様です。

歯並びも体のゆがみと無関係ではありません。体のゆがみがあると、心にも影響します。
体の不調があったら、まずは口呼吸をしていないか意識改善していくことも大事ですね。


歯並びと呼吸法(キッズヨガ)

歯並びと呼吸法(キッズヨガ)



Posted by ギュット インストラクター at 12:25│Comments(0)
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